最高の栄養山菜 自然薯(山芋)
自然薯は古来より日本の山野に自生し、栄養食・強壮食として一般に用いられるほか、漢方薬名を山薬「じょよ」などと呼ばれ珍重されてきました。
栽培自然薯は、カルシウム・鉄分・ビタミンは野菜種より豊富で、良質の澱粉質に加えてアミラーゼなど各種の酵素は、過食しても消火剤の効能は顕著で、心よい満腹感は胃腸の負担を軽くし栄養効率を高めます。また新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用も著しく、病弱な方は無論のこと、健康な方も常用するとその効果は絶大です。
活力減退には、空腹時に30~50gをとろろにして食べると効果は抜群です。
食事のとき一緒に食べれば酵素のはたらきで、食物の消化が非常に良いわけです。
最近自然薯は解毒作用に効果があると言われています。
栄養分析表
野生自然薯 | 項目 | 栽培自然薯 |
---|---|---|
2.3% | 蛋白質 | 1.2% |
0.13% | 脂 肪 | 0.095% |
43.0% | 糖 質 | 29.3% |
9.5mg% | カルシウム | 20.0mg% |
0.8mg% | 鉄 分 | 2.0mg% |
66.2mg | リ ン | 51.0mg% |
0.02mg% | ビタミンB1 | 0.08mg% |
0.03mg% | ビタミンB2 | 0.02mg% |
14.2mg% | ビタミンC | 14.8mg% |
*山口県衛生研究所における分析による
自然薯及びムカゴの貯蔵
11月~翌年3月迄の間:常温摂氏2℃であれば、3ヶ月以上は保存できます。
我が国で古来、滋養強壮食として珍重されてきました日本原産の自然薯というのは、細長く曲がる固有の形状が特徴でした。市販の外国産のナガイモ、ヤマトイモ、ツクネイモ、イチョウイモ、ダイショとは全く別のものです。